そらのおとを聴け♪ (定年退職 第二の人生を楽しめ)

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Technics SL-3300 カートリッジ・針 交換 試聴。 カバーのヒンジ折れ!(アナログレコード人気らしいが本当かな)/聴き方/必要な物・機材

アナログレコードの人気は一過性ではなさそう。ブックオフでも急にレコード売り場拡大してるし、世界的な流れらしい。と言っても買うのは一部の人で、復権と言う程でもないと思う。(うちの嫁や息子なんか全く興味なさそうやけどね)

そういう自分は最近、なんとなくレコードをまた聴きたくなり、手持ちのレコードプレーヤ用に30~40年ぶり位でレコード針とスプレーを買った。

って事で、使ってるレコードやカートリッジの紹介、針交換や透明カーバのヒンジ折れ応急対応、レコード聴くのに必要な機材等、だらだらと書いてみる。

使ってるレコードプレーヤーとカートリッジ

Technics SL-3300」(当時の定価39800円)というダイレクトドライブのレコードプレーヤー。オートプレー機能付き。

(取説・仕様は、「technics sl-3300 取扱説明書」で検索したら、nodevice.jp ところで英語版をダウンロードできる)

大阪の電気街”日本橋”で30年以上前に中古で数千円で購入。
(昔は中古オーディオや電装部品類の小さいショップがたくさん合って、日本橋は楽しい場所だった。丸善とか好きだったなぁ。予算少なくても楽しめた)

 付属の純正カートリッジは使わずに、以前から使ってたMMカートリッジ(Pioneer PC-330)をずっと使ってた。これは学生の時に初めて買った「Pioneer PL-M10」と言うベルトドライブのプレーヤーに付いてた物。
純正はPC-110のはずが、最初から330が付いてたベルトが切れて破棄したけど残しておけば良かった。

SL-3300の純正のMMカートリッジ(Technics EPC-270C)を使ってなかった理由は針先が折れていたから(針代をケチってたのもある)。

けど今回、SL-3300の純正のカートリッジを初めて使ってみようと、針をネットで購入。どうせ買うなら楕円針。ついでにレコードスプレーも買った。レコード復権のおかげか、結構ネットで買える。

「NAGAOKA」って今も健在なんやねー。(買った👇)

昔は、必ずスーパの一角にレコード屋さんがあって、針やスプレーも売ってたけど。

 

ヒンジ折れカバー応急処置

レコードをあまり聴かなくなっていた訳は、透明カバー(蓋)を取り付けるバネ(ダンパー)付のヒンジが割れて、カバーを取り付け出来なくなったから。カバーは上に乗っけてるだけ状態でカバーを取り外して聴くしかなく、面倒くさい。これを改善した。

ヒンジ部分、瞬間接着剤とか色々補強してとか試したけど、すぐ外れてダメ。
もう諦めて、カバーを前後逆に置いて(本来ヒンジに噛ますカバーの出っ張りが手間に来る様に置く)ヒンジ側にガムテープで止めると言う暴挙に出た。もっとスマートな方法があるかもしれないけど、思いつかず。とりあえずこれで開け閉め出来る。

後ろから見た図👇

ガムテープで固定してるだけなので、ダンパーは効かないので、そっと閉める。閉める時の衝撃吸収の為に、カバー側の前面(元後面)の例の出っ張りにクッションを張り付け。

カバーを開けてる時は、後ろの壁にもたれかけて。

⇒ たまたま手元にあったテープを使ったけど、透明なテープを使えば良かった... 

カートリッジ交換して(プレーヤーの調整など)、試聴

カートリッジ交換って、その度にアームのバランス調整して、針圧調整して、って結構面倒。(針圧は指定値の範囲で1.6位にした)
なので、最初で最後の聴き比べになると思う。
ヘッドシェルは3つあり、最初からカートリッジが組まれてたので、アームへの付け替え自体は簡単だけどね。

オーバハングは調整した。「technics sl-3300 取扱説明書」によると下記の通り。

レコードプレーヤー セッティング(使いこなし編) オーバーハング調整とは? - 人生を豊かにする! ★趣味のオーディオ幸福論★ audiojazz’s blog
等も参照。

アンチスケーティングはずっと1.5(針圧と同程度が普通だけど0で良いと言う意見もある様で)。

あと、ホームセンターで2,3百円のスピンドルオイルを購入。ターンテーブルを取り外して、20年ぶりに軸の所に注油。レコード用のオイルを昔は持ってたけど紛失。
注油後、回転が滑らかになった(様な気がする)。

←純正オイルも売ってるけど

比較した持ってるカートリッジは以下の通り、割と普及機~中級機に使われてた一般的な物と思う。

Pioneer PC-330(MM型)

 ずっと使ってきた旧プレーヤーに付いてたカートリッジ。針は30年位前に替えたきり。(あまり聴いてないので、たぶん大丈夫...)

⇒⇒ 元気な音。なかなか良い。(針が丸針なのか楕円なのか不明。楕円という記憶があるけど、丸針だから元気な音・・てオチかも・・・)

Technics EPC-270C(MM型)

 手持ちレコードプレーヤの純正。今回、針を購入して初めて視聴(30年以上使ってなかった)。

⇒⇒ 高音から低音まで綺麗にバランス良く出てる様に思う。針を新しくした事もあるかもしれない。

YAMAHA MC-9(MC型)

 唯一のMCカートリッジ。昔、誰かからもらった様な気がする。
MC型って針と一体なので、針の消耗がもったいなくて最初に少し使っただけ。

 聴こうと思ったら、あっ! MC対応のアンプを持ってないやん! 以前のアンプ(手元にない)ならあったのに。

⇒⇒ 音量は小さくなるけど聴けない事はないらしいので、ボリューム上げて聴いてみたけど、酷い音。やっぱりMC対応(昇圧トランス付)で聴かないと。

昔の聴いた時の印象では、クリアで良い音。MMより良い音だと感じだ記憶がある。

まとめ

「EPC-270C」は低音から高音まで綺麗な音。「PC-330」は、元気な前に出る音。ボリュームはEPC-270Cよりある様に感じた。せっかく針を買ったし、しばらく「EPC-270C」を使おうと思う。

 MC-9(MC型)は聴けなくて残念。良かった記憶は正しいか?聴き比べたかったな。。。今の所、アンプ買い替えの予定はないしー。
( アンプなんか買ったら、スピーカもレコードプレヤーも新しいのがほしくなって、、、我慢がまん )

必要機材と接続・使ってる機材

「レコードプレーヤ」ーー(RCAケーブル)ーー「アンプ」--スピーカー🔊

アンプのPHONO入力に接続。勿論フォノイコライザー搭載されたアンプ(アンプにPHONO入力があれば、フォノイコライザーは搭載されてると思って良い)。
超初心者のための「フォノイコライザーって何?」 | Denon 公式ブログ

フォノイコライザーがレコードプレーヤー側についてるなら、アンプ側にフォノイコライザーは不要だけどね。以下も参照。

👇レコードプレヤーの接続方法など👇参照

使ってるアンプ

使ってる(使ってた)機材

👇主にこんなジャンルのレコード

では/

PS.今週のお題「苦手だったもの」らしい。
 オーディオやギターは好きだけど、高い物をなかなか買えない。「もったいない」「金額に正比例して良くなる訳ではない」と言う考えがすぐ浮かび考え過ぎて買えない。衝動買いが苦手だった。と言うか今も苦手。うーん、死ぬまでに何か贅沢しないと絶対後悔する・・・と思ってるのだが・・・