8月 夏も盛り。あつい暑い熱い。溶けそう!
子供の頃(幼稚園とか小学生低学年頃)は、家にクーラがなかったけど、窓開けて扇風機だけで過ごせた気がする。畳の部屋の扇風機の前で、あぐらかいて夏休みの友(宿題)をやっていた自分を思い出す。なついなー(懐、夏w)
そんなの今はクーラ無しでは絶対無理。やっぱり昔に比べて間違いなく暑くなってる。絶対気温上がってるはず。でも本当か?と思い調べてみた。
昔なら自転車乗って図書館に行って汗かいて調べるんでしょうけどね。今はネット検索で即わかるので便利。
気温は上昇したのか?
ネットで当地の8月の平均気温が調べてみた。それをEXCELに貼付けて、ごそごそして
ジャーン!! 結果発表
(当地の各年の8月の平均気温から、1960年代と2010年代を集計してみた)
・1960年~1969年 26.8~29.6 10年間の平均 28.3度
・2010年~2019年 27.8~30.5 10年間の平均 29.2度
確かに昔に比べて気温上昇してる・・・。平均気温なんで、1日の中の最高気温だけで集計すればもっと違う結果になったかも。
あれ!? でも、平均気温は1度しか上がってないでー。
(2014--2023年の平均ならもっと上がってそう・・。知らんけど)
気温は上昇してるけど、それだけか?
1度上がれば、全然体感温度が違うのかな? いや、それだけではないはず。
勝手に考察してみた:
土壁
昔住んでた家(実家)は土壁の家。今は断熱材入りの室内側は石膏ボードに壁紙の良くある家。 土壁って案外暑さに強いのでは?と思って調べたら、ビンゴ! 土壁の家が見直されてると言う記事もあった。なるほどー
畳
畳だったので、畳自体は熱伝導率が低く、夏はすずしいらしい。
また、畳に座って・・・てのが多かった。結構部屋の上部と下部では温度が違うのは経験上知ってるし、低く生活していたのも良かったのかも。
屋根瓦
実家の屋根の瓦は昔のごっつい青い和瓦。重いのが難点で地震には不利らしいが、夏は涼しい。とネット調べたら書いてた。
暑さに体が弱くなった
これもあるかも。クーラー慣れしてるのは確かにある。
子供の頃は半パン・ランニングシャツで、暑い時は頭から水かぶって水道の水も平気でガブのみして、外で遊んでたけど、今はどうなんかな? 木陰も多かった気がする。
みんなそれぞれ、暑い時はそれなりに工夫してたんだと思う。
コンクリートの照り返し
気温って、土の上に建てた「百葉箱」の温度計で計測する。恐らくコンクリートの照り返しとかが無い所で計ると思うけど、住居や道路は周辺をコンクリートに囲まれてたりするので、身近な生活環境ではそれより気温が高くなりがちなのでは。
◆後日追記:今は「百葉箱」じゃなく「強制通風筒」と言うやつで温度計測してるらしい(1990年頃には正式な気象観測での「百葉箱」利用は廃止されたとの事。知らんかった💦)
まとめ
全然まとまってないけど、
- 確かに気温上昇してる。平均気温は1度上昇。最高気温はもっと上がってるかも。クーラの設定温度1度違うと結構体感が違うので、やっぱり1度上昇は大きい。(1日の最高気温だけの比較も、また暇な時にしてみたい)
あと特に2021年は異常に高い気もする。
→追記:2023年は超異常に暑い。たぶん平均気温上昇1度では済まない - 暑さに対する住居環境は、昔の方が良かった のかも。今時の断熱材入りの家って、暑さ寒さに弱い気がする。実家の古い造りの家の方が夏も冬も快適だった(たぶん)。
- 人が暑さに弱くなった?と言うか、暑さへの対応が文明の利器に頼る様になり、工夫しなくなった のかな? ⇒追記:汗をかく機会が少なくなって、暑さに弱くなったのは本当の様だけど、2023年の酷暑は暑さに弱くなったとかのレベルでは無いですね! 異常!
- 昔は土の道も残ってたり、空き地や田畑が所々に残ってたけど、今はコンクリートが幅を利かせてるのも関係するのでは。「百葉箱」での温度計測と身近な環境での温度との差があるのでは。
◆後日追記: ☝にも書いたけど、今は「百葉箱」ではなく「強制通風筒」ってやつを使うらしい....。小学校に「百葉箱」(白い高床式住宅のミニ版みたいなやつで、扉開けたら中に温度計とかぶらさっがてた記憶が)は、もう無いのかな~?
他にも色々あるんでしょーね。他に何かある?
ふーっ、暑い
2023年:少し追記したけど、昨今の酷暑はここで書いた事項ほど甘くなさそう。
昔はこんなに暑くなかった・・・は、間違いない。今はクーラが無いと死人が出る。