こども部屋の間仕切りをせがまれ、DIYしたお話し。今回は施工編。ヽ(*゚∀゚*)ノ
概要(部屋の概要とか)や準備・購入品(工具や材料)については、先日の記事を先に参照してね ☟
搬入(石膏ボード運びあげあげ💦)
ホームセンターに買い出しして、さあ施工するぞ!・・・の前に、超疲れた件。
今回の間仕切り作業で一番大変だったのは、石膏ボード(畳と同じ面積の重さ13.5kgの12.5mm厚の板)をかかえて、狭い階段を上がり子供部屋に上げる事だったと思う。カットする部分は1階でカットしてから子供に手伝ってもらいながら2階に搬入。
以前書いたけど、この重さに耐えられず、片面の石膏ボードの上部は9mm厚の薄い方の石膏ボードに変更。まぁ9mm厚でも10kg位あるけどねー、多少まし。
★間仕切る為だけで、12.5mm石膏✖8枚+9.5mm石膏+4枚=約150kg を2階に 運び上げ揚げあげ~ !!
(実際は、一度に上げた訳ではなく、置き場も無いので車に積んだままで、作りながら必要分を上げていく感じなのだけど)
いやー、石膏ボードを扱う大工さん,石膏ボード屋さんはえらい! 尊敬します。ネットで調べると一度に数枚を抱えてマンションに荷揚げする様な仕事もあるそうで・・・、そんなん絶対むり・ムリ・無理!!! 大変な仕事です。ご苦労様です。こういう大変さは自分でやってみて初めて分かる。やっぱり何事も色々自分で試して経験するべきやねー!
さあ組み立てだぁ~
さぁ、一番楽しい施工についてー
軽天の設置
- 軽天ランナー(コの字型の部材)を床と天井に設置
これが一番精度を求められる。メジャーと物差しと鉛筆で正確に床と天井に書いてから。これが正しくできると、あとは自動的に上手くいく。・・・1mm程度のずれでも石膏ボード重ねで、辻妻が合わなくなるので慎重にー。
(でも1mm位ずれるよ。しかたない。多少のずれは後でごまかせるから、大丈夫 ^^; 強引にはめ込みも少しなら出来る。はみ出しは削ればいいし)
・両面テープで床と天井に貼付けて両端だけはネジくぎ(2~3cm位の細めのコースレッドを使った)で固定。ネットでは両面テープだけでも可とか書いてるのもあるけど、ネジは必要!。両面テープだけだと圧を加えるとやっぱりずれる。
👆裏側にテープを貼ってる所 - 軽天ライナーに軽天スタッドを立てていく
下と上のライナーにはめ込む様にスタッドを建てていく(スタッドを少し斜めにして挿入)。ここがこの軽天の便利な所。特に釘打ち不要。中央のスタッドは多少傾いていてもOK。あと準備編で書いたけど、スタッドの長さは天井の高さより1cm位は短くしておかないとハマらない。
(☟この時点で殆ど出来た気に。実はこれからが大変) -
補足
☝この直角部分が今回の一番の難所。良く考えて設計しないと。
☝軽天スタッドは40mm×45mm×天井高-1cmで、軽天ライナーは45mm幅。軽天スタッド長方形の短い方が石膏ボードに接する事になる。
☝軽天ライナーは床や天井にネジで固定したけど、軽天スタッドはライナーにはめ込むだけで特に固定しない。但し、一番端の壁に接する軽天スタッドは壁側にネジで固定した。
残りのスタッドは石膏ボードを打ち付ける事によって固定される。(石膏ボードをネジで固定する迄は、手で自由に移動できる状態)
石膏ボードを貼付け
- 石膏ボードをカット
必要に応じて石膏ボードを切断。これがカッター一つでできるので簡単!
①まずは表面を物差し(アルミ製が良い)をあてがってオルファカッターで切れ目を入れる。(カッタは、マメに折って切れ味をキープ)。
②切れ目を入れた側から山折りするとポッキリ折れる。
③裏側からカッターでカットして切り離す(右の写真)。
(詳しくはカット方法の動画とか探せば色々でてくるよー)
- 笠木や廻り縁の部分とか天井の下がりの石膏ボードカットはノコギリを使って加工。 ☟こういう部分とか
カットで計り間違いとか凡ミス多発し、何度かやり直し。うーん、この辺りでちょっと疲れが・・・・💦
元々の壁に接する所は隙間防止の為に隙間テープ(100円ショップ)を念の為に貼った。(上の写真の左上の笠木や下がりの部分に黒く見えるのがこれ) -
片面に石膏ボードを軽天ビスで止めていく
石膏ボード1枚は幅90cm位で、45cm間隔で軽天は立てた。石膏ボード2枚使う所は、1つのスタッドで2つの石膏ボードを受け持つ事になる。
(本当は30cm幅でスタッド立てる方が良いらしいけど、外壁に接する訳でもないし、まあいいや。特に今の所は問題なし)
あと直角に壁が曲がる部分は、石膏ボードをどう取り合うか、事前に良く考えておかないと、石膏ボードがぶつかってはまらなかったり、飛び出したり。真っ直ぐに間仕切るだけなら、楽だったんやけどなー。
☝こんな感じで軽天ビスを使い軽天スタッドに石膏ボードをとめていく。
特に下穴不要なので、インパクトドライバーで楽々。30~40cm間隔位で適当にガンガン打つべし!打つべし! 軽天ビス全部で400本以上使ったかも。
あと石膏ボードを打ってると、どうも隣の石膏ボードとずれるとか、上が揃わないとか・・・。最初の軽天ランナー設置ミスか?それとも天井の中央が下がってるのか? まぁー削ったりーごそごそしながら、組み上げ。☝天井高は2.4m位なので、1枚(1.8m)では足らず、カットして上に重ねる感じ
- 裏側から隙間に「水性アクリルシーラント」を念のために埋めた。なんとなく防音に効果があるかなーと。別にこの作業は必須ではないし、どうせ表面から埋めるので。念のために試してみた程度。(横に白ぽく見える筋がシーラント跡)
追記:普通「水性アクリスシーラント」は痩せやすい様です。「気密遮音コーキング 333K」が気分的に良
グラスウール「aclear 430 10K 50mm厚」(吸音材)貼付け
裏側にテープでグラスウール(吸音・遮熱材)を長さカットして貼付けていく。張り付け途中の写真を撮るのを忘れたけど、こんな感じ。(軽天スタッドとスタッドの間に固定する。場所によっては長さだけでなく幅もハサミでカットして貼付け)
※この程度のグラスウールもどこまで防音に効果があるかは不明。壁の中で音が共鳴したりするのは防げるかな、なんとなく無いよりはマシか・・・程度で利用。
両面テープで貼ったり、養生テープで貼ったり。夜に貼って朝起きたら下に落ちてる💦とかもありつつ・・・・ がんばったでー。
もう片面にも石膏ボード貼付け
吸音材貼付け後、もう片面にも石膏ボードを軽天ビスを使って貼付けていく。(ボードで軽天と吸音材を挟み込む感じになる)
最初の面は全部12.5mm厚のボードを使ったけど、もう片面は下部は12.5mm厚+上部を9.5mm厚のボードにした。
(壁として利用する場合は、12.5mm厚以上は必要らしい。9.5mmは本当は天井用。でも石膏の荷揚げ重さに耐えられず...。下部と上部で3mmの壁厚差できるけど・・この際見なかった事にw)
☝これら全部ふさいで、一旦、完成!!!!
仕上げ
仕上げに継ぎ目や段差、軽天ビスで凹んだ部分など、石膏ボード仕上げパテで凹凸を均らして、壁紙を貼った時にでこぼこしない様にする・・・のが本当なのだがー。
壁ができた時点で、自分は十分満足。子供も「これでOK」との事。一挙にモチベーション急降下↓ www↓ で、壁紙貼らずに、石膏ボードむき出しのままで、一旦終了!! バンザーイ!!
継ぎ目に「水性アクリルシーラント」で埋める事はしたけど、その程度で終り。下部と上部で3mmの壁厚差を目立たなくするとか、防音の為にシーラントで埋めた。防音に効果あるかどうかは怪しいけど(気分の問題‥ 自分が納得すればOK!)。
作成後、壁紙も貼らずに2カ月ほど経過したけど、特にこれで不満も無いようなので、まっ いいか。(うぅ....詰めが甘い か)
(また気が向いたら、壁紙貼ります・・・・💦)
(☝白い部分はミスってドリルで石膏ボードに穴開けた所をシーラントで塞いだ跡)
まとめ
素人でも間仕切りDIYはやれないことないって事ですわ ガハハハ・・・・
◆費用: 全部で2万円超えたくらいかな。
(レシート残してたのに、見当たらず。見つかったら詳細を書き加える予定)
◆期間:設計、買い物、施工を自分のペースで気が向いた時にして、3週間以上かかったかな。プロだと数日でしょね。
◆防音はどうか?:
壁の厚みは、軽天45mm+石膏ボード12.5×2≒7cm位。
厚みの割には防音効果はあるかなぁー。高音成分は割とカットされるけど、低音は難しい。しゃべってる声も低音成分が聞こえる。音量は下がるけど・・・って感じです。
◆エアコン:
エアコンは、この間仕切り作成前に量販店で購入して付けてもらった。元々おにいちゃん側にクーラはあったので、弟側に追加で設置。(一番小型の昨年版のクーラー)。
あーしんど。もう一回作ってて言われたら、・・・・・・・断るわー。
制作中は集中して結構楽しかったけど、終わってしまうと脱力~。老体に鞭打って頑張りましたー! ヽ(*゚∀゚*)ノ
おしまい
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