そらのおとを聴け♪ (定年退職 第二の人生を楽しめ)

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「いとしのレイラ」を全曲カバーした「Layla Revisited (Live at Lockn')」の紹介!

デレク&ザ・ドミノズ(エリッククラプトンの参加していたと言った方が分かるかな)の名盤「いとしのレイラ全曲カバーした
テデスキ・トラックス・バンド の「Layla Revisited (Live at Lockn')」をオリジナル版(名盤!)も含めて紹介する の巻。

オリジナル(邦題:いとしのレイラ)

 Derek and the Dominos(デレク&ザ・ドミノズ)の「LAYLA and other assorted love songs(いとしのレイラ)」

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これについては今更の感もあるし、説明や評価はあちこちにあるので、詳しくはそっち見てもらうとして、個人的な見解を。

・大好きなアルバム。アメリカンロックに分類するのが良いのかな。サザンロックぽい曲やブルースロックもあり。(クラプトンは英国人だけど本アルバムのサウンドアメリカンやね)

・有名な曲はLayla」、次に「Bell Bottom Blues」だけど、でも個人的にはそれより他の曲の方が良いのがたくさんあると思う。個々には後で紹介するけど、全部いい!

・ギター小僧がクラプトンのギターを期待してこれを聴くと、裏切られるので注意。これは君が期待するギターアルバムではありません! アメリカンロックのアルバムで純粋に曲を楽しむアルバム。もしこのアルバムで何かを勉強しようと思っているなら、アンサンブルかな。複数のギターの絡みなんか最高っす!! 

あっ、「Have You Ever Loved A Woman」はブルースロックギターの勉強になるし、あと大好きなデュアンオールマンのギターも勉強になる。けど、テクニカルなギターでは無いので勘違いしない様に。(テクニックで言い表せない名演)

・エリッククラプトン と デュアンオールマン の競演と言うだけでgood!
 (デュアンオールマン(SkyDog)については、初投稿( Skydogとは ) ブログ名どうしよ も参照下さい) 

・難点は、音が悪いこと。リマスター版はマシなのかもしれないけど・・・

・追記:アルバムジャケットが良い!    ☟参照
今日は天気よいし、音楽聴いて過ごそう・・・w )

 

カバーアルバム(Layla Revisited (Live at Lockn'))

2021/7発売の Tedeschi Trucks Band(テデスキ・トラックス・バンド) の「Layla Revisited (Live at Lockn')」 は、オリジナルアルバムを全曲同じ曲順でカバーしてます。( ↓↓ うーん、オリジナルをぼかした様なヘンなジャケット😒)

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Tedeschi Trucks Band とは

結構好きなバンド。このバンドは、故デュアンオールマンをアイドルとするスライドギターの名手であり、現代の世界三大ギタリストと言われる中の一人「デレク・トラックス(Derek Trucks)」が率いる、現代のサザンロックバンド。ボーカル(Tedeschi)は奥さん。ブルース、R&B、ファンク、フュージョン、カントリーなどの要素を含む大所帯ロックバンド。ブラスも入ってる。詳細は、wiki等を参考に。

Layla Revisited (Live at Lockn')

オリジナル版の全曲を同じ順で演奏していている。勿論完コピではなく少々アレンジはしているし若干構成は違うけど、ほぼオリジナル近い演奏。ギターソロは基本アドリブだし。
ギターに「トレイ・アナスタシオ」がゲストで加わっている(実はあまり良く知らない人💦)

あとオリジナルより音が良い(当然か)のがいいね。
あとライブ盤なので、そこがオリジナルとは違うところ。けど、オリジナルの方が迫力がある様にも感じる。その原因は、たぶん多重録音してる事と、ボビー・ウィットロックのボーカル👍かな。クラプトンのボーカルもいいし。

全曲目を個人の見解で紹介するコーナー

(オリジナルのアルバムを聴き過ぎてるので、ちょっと偏った評価になってしまっていますが、あしからず。このカバーアルバムは全然良いんですよ。いいバンドだし)

1. I Looked Away
 かなりオリジナルに近い。でも歌い方とかはオリジナルの方がいいなー。

2. Bell Bottom Blues
 スネアとバスードラを普通とは逆に叩く所とかオリジナル通りでよろしい。

3. Keep On Growing
 大好きな曲。この曲は結構Tedeschi Trucks Bandで演奏していてyoutubeにも色々上がってる。いいと思う。出だしのフレーズの回数がオリジナルより多いのが、いつも気になるけど・・・。途中のソロはちょっと長いかな。(この曲バンドで演奏したい!)

4. Nobody Knows You When You're Down And Out
 ブルース。これはTedeschi の歌声が合ってて良いと思う。

5. I Am Yours
 ドラムはオリジナルの方が良いなー。スライドギターはオリジナルをかなり踏襲してる。
6. Anyday
 これも大好きな曲! ちょっとこのライブ盤は出だしがクドイけど、いいね。演りたい曲。

7. Key To The Highway
 ギターは、オリジナルの方が好き。

8. Tell The Truth
 この曲も好きな曲。いいね。

9. Why Does Love Got To Be So Sad?
 オリジナルは、ギター弾きまくりやけど、これは落ち着いた部分もあり、オリジナルより好きかも。

10. Have You Ever Loved A Woman
 ブルース。「ブルースってどんなん?」って人に説明するのに良い曲。
 これはオリジナル版のギター(特に出だし。たぶんクラプトン)の方が断然好き。
 オリジナル版は何度もギターを聴いて殆どソロを口ずさめる位に覚えたので。

11. Little Wing
 ジミヘンの名曲。勿論ジミヘン版は素晴らしいけど、デレク&ザ・ドミノズのこのアレンジ版も素晴らしい。アルバムの中でも1,2を争う良い曲。

12. It's Too Late
 これも典型的な明るめのブルース。ブラスが入って、オリジナルとは違う雰囲気。
 歌の掛け合いの所はオリジナル版もこのカバー版もどちらも良いね。

13. Layla
 有名過ぎる曲。ちょっと聞き飽きた感はあるけど、やはり良くできた曲。結構コード進行が凝ってるよね。後半のピアノから始まる部分のスライドギターは、Derek Trucksの得意とするところ。

14. Thorn Tree In The Garden (studio)
 これはスタジオ版。Tedeschi の歌が良い。あらためて好きになった。

15. I Am Yours (rehearsal)
  レイドバックって言葉がぴったりな曲。スライドギターはオリジナルを踏襲していてよろしい。

◆カバー版だけど、いいアルバムと思う。と同時に改めて、元のデレク&ザ・ドミノズでのエリッククラプトンとデュアンオールマンの競演の凄さもわかった。

ふぅー疲れた。

◆追記:アルバムはspotifyで聴ける(無料で)。youtubeにも上がってた様な・・

ハイみなさん、音楽っていいですね。それでは、さよなら、さよなら、さよなら


追記2:2023年秋 コンサートに行った!
👇

sky-oto.hatenablog.com